雹害でボディがへこんだ時の車両保険

雹害でボディがへこんだ時の車両保険

雹害でボディがへこんだ時の車両保険

エルニーニョ現象だか異常気象だかわかりませんが、ここのところ日本の天候は不安定になっています。

 

突然の豪雨や雷、竜巻、突風など日常生活を脅かすようなことも度々です。雷が鳴る前後に降ることが多い雹もその1つです。

 

雹は簡単にいってしまえば氷の塊で、それほど脅威に感じることもないように思えますが、その雹の大きさがゴルフボールほどの大きさになったとしたらそうも言えなくなるでしょう。

 

場合によっては、屋根を貫通したり瓦を割ってしまったりして家もかなりも損傷を受けることになります。

 

当然ながら薄っぺらい金属でできている自動車においてもそのような巨大な雹をまともにくらったら、大きなへこみを作ることは必至です。

 

特に最近の車は軽量化のためにボンネットやルーフがアルミで出来ているものもあり、そういった場合にはかなり深いへこみを作ってしまうことになってしまうのです。

 

こういう場合でも車両保険などに加入していればそれなりに補償してもらえるわけなのですが、ちょっと面白いのが雹の扱いです。

 

雹は天候の変化によってもたらされるもので、いわゆる天災といわれるものなのですが、損害保険の世界では雹は「物の落下」という扱いがされ、二回のベランダから植木鉢が落ちてきたときと同じ扱いをするのです。

 

確かに氷の塊が上から落ちてきたという事になるので正解といえば正解なのですが、なぜか腑に落ちない気持ちがあるのも確かです。

 

こういったことに少しでも安心感を求めるのであれば、ボディのアルミ合金を使った車は選ばないほうがいいでしょう。