当て逃げにあったら

当て逃げにあったら

当て逃げにあったら

事件性のある交通事故に当て逃げというものがあります。

 

ひき逃げのように人間の命がかかわってくることは広く知られて、その防止策や法律の制定などがされることが多いのですが、この当て逃げほど軽くみられている事故はないでしょう。

 

目の前で当てられるというのであれば追いかけて警察に突き出すこともできますが、公共の駐車場などに止めておいてドライバーがいない時にあてられてしまってはどうすることもできません。

 

これはそのあてたドライバーの罪の意識が希薄であるという事が一番の原因で、「ただぶつかっただけ」という安易な考え方がいけないのです。

 

ひき逃げであれば、罪の意識もそれなりに出てくるのでしょうが、当て逃げの場合は「ばれなければそれでよし」という傾向が高いのです。

 

当て逃げというと何か派手な印象がありますが、意外と身近なところで被害者や加害者になっていることがあります。

 

例えばスーパーの駐車場に車を止めて、ドアを開けた時に隣の車にドアをぶつけて傷やヘコミなどをつけてしまった・・・これも立派な物損事故でそれをそのままにして立ち去ってしまった・・・これは完全に当て逃げ事件です。

 

検挙されれば場合によっては刑事罰が科せられるので、ちゃんと事故処理をしてもらいましょう。

 

そうすれば自動車保険を使った示談で済むかもしれません。